『草刈淳 回顧展』始まりました。

『草刈淳 回顧展』1日目 

今日はお客様とお茶をしながらゆっくり対面でご紹介をさせていただくことができました。というよりも草刈ファンの集い?とでも言いましょうか?”爆笑”ありのお客様とのやりとり、、それは棚元にいらして展示をご覧くだされば、ご理解いただけると思います。是非、お運びくださいませ。

 

下記は今回の展示会の主旨でございます。よろしかったらご一読いただけましたら幸いです。

 

 

かねてから、彼がこれまで行ってきた様々な仕事を、彼のコレクションや書、写真という媒体で紹介したいと思っており、このたび回顧展という形でそれを実現させていただく運びとなった。この機会に是非皆様に、草刈淳というアーティストの世界をお魅せできればと思う。

5、6年前だったか、古道具を扱う、とあるお店のブログに出会った…竹田市の三桁(みつけた)というお店だった。そのブログに掲載されていた写真は素晴らしく、店内のしつらえや小物に目を奪われ何としても行ってみたいと思ったのだが、住所や電話番号の掲載がなく、暫く途方に暮れていた。ある日、知り合いの陶芸家が三桁へ行く、という話しを聞きつけ同行させてもらった。店内には用途のない鉄や木の物体、陶器の破片、錆び朽ちかけた古道具たちが見事に演出され配置されていた。

独特の「間」を空間に演出する草刈さんの感性に感動して以来彼と行き交いをさせていただいている。私の店舗「棚元」の内装も手がけていただいた。かねてから、彼がこれまで行ってきた仕事の回顧展を彼のコレクションや書、写真という媒体で企画したいと思っていた。この機会に、是非皆様に草刈 淳というアーティストの世界をお魅せしたい。

                2015 夏       棚元 ヨシダキミコ